California State University, Northridge の Manzanita Hall での

写真展（Colors of Japan）が終わりました。

皆様の温かいお力添えで沢山の方にご高覧頂けました。

心より感謝致しております。

実は私は今迄自分が日本人であることを意識したことはありませんでした。

ところがこの4月打合せに大学に伺ったとき、

今回の写真展を引き受けて下さった日本の文化を教えていらっしゃる

広田あき先生に

「この頃は蕾や枯れてゆく花に心魅かれるようになりました」と何気なく申し上げると、

「あなた、それこそ日本人の古来からの感性でしょう」と仰言って下さったのです。

はっとしました。

" 日本の色彩"ということでどんな作品を展示したらよいかと迷っておりましたときでしたので、

本当に有難いお言葉でした。

ご来場下さいましたみな様も、私の日本人としての感性を理解して下さったような気がします。

今後はこの貴重な体験を生かして、花の写真を撮り続けてゆきたいと思っております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。



--メッセージ更新日：2006年10月6日--


上の写真は廿楽美登利の写真で作ったエプロン

「初心者のための写真表現--花と心をかよわせて」(文化出版局)より